橋を擬人化しよう 第四幕

ちょっと今回は変り種。。
橋にも「日本三大～」ってのが存在します。。
なので今回は「日本三大名橋」と「日本三大奇橋」の２つから５つ擬人化してみました。。
(え？何で３・３なのに５つか？それは見てのお楽しみ)


それでは、どうぞ。。

「日本三大名橋」



日本橋(東京・日本橋川)

東海道の始まりの地。１６０３年に作られ、時代と共に姿も風景も変わっていった。
獅子と麒麟のブロンズ像が入り口を構え、そして上には高速道路が走る。周りには歴史ある店も多い。

東京日本橋って聞いてはじめに思いついたのが姫。なので姫様です。振袖に麒麟を、傍らに獅子を。。
上品でちょっと恥ずかしがり屋だけど好奇心旺盛の姫様です。。




眼鏡橋(長崎・中島川)

日本には数多く眼鏡橋は存在するが、特に有名なのが長崎にある眼鏡橋。
水面に映る２つのアーチが眼鏡っぽいから眼鏡橋。そして長崎に関しては数少ない本物の石橋なのだ。

眼鏡橋の擬人化は眼鏡は必須だが、長崎なのでちょっとハイカラ風に袴と学生っぽさを(笑)
誠実で真面目な性格。あと、勉学に関してはかなり凄い。。




錦帯橋(山口・錦川)

「日本三大名橋」にして「日本三大奇橋」。木造のアーチ橋であり、木造の桁橋でもある。とにかく長い。
構造に関しては、世界遺産に登録されている類似の橋と比べても世界的に珍しい構造である。

名所でありながら奇なる橋ってのは色々と悩みますね・・姿とかさ。。アーチなので真ん中分けです。
錦という名前から一様派手な錦織を着せつつも、少し変なところを加えてみた。頭の切れる奴です。


「日本三大奇橋」



猿橋(山梨・桂川)

日本で今現在唯一の刎橋(はねばし)。歴史はかなり古く、分かっている限りでは鎌倉時代にはあったとか。
今はコンクリートで補強されているが、当時の姿はそのままである。歌川広重もこの橋を描いたらしい。

最近初めて写真で見たのですが、ほんと変わった橋ですわ。。両端に屋根が沢山あるわ。。
アーチや吊り橋には無いこの雰囲気ええわ～。。という訳で、商売人のような性格です。。




かずら橋(徳島・祖谷)

まさに絵に描いたような吊り橋。クチナシ等の蔓を使用し、起源は恐らく弘法大師が来た頃だと言われている。
３年に一度は掛け替えが行われるが、１人で渡っても揺れる。橋床も木を荒く結んだだけなので、下を覗けば川が見える。

身体じゅうに結ばれているのはクチナシ等の蔓。それだけ凄い蔓製の吊り橋です。
野性的で多少言葉がなまっている。天狗的な力を持っているとか何とか・・


それでは、また今度。。